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ファレノプシス (競走馬) : ウィキペディア日本語版 | ファレノプシス (競走馬)
ファレノプシスは日本の競走馬、繁殖牝馬。1998年の桜花賞、秋華賞、2000年のエリザベス女王杯などを制した。1998年度JRA賞最優秀4歳牝馬、2000年度同最優秀5歳以上牝馬。馬名は、胡蝶蘭の学名である。 半弟に2002年のピーターパンステークスを制し、日本生産馬として43年ぶりのアメリカ重賞優勝馬となったサンデーブレイク(父フォーティナイナー)、2013年東京優駿優勝馬キズナ(父ディープインパクト)がいる。 == 出生 == 1995年4月、北海道新冠町のマエコウファーム(現・ノースヒルズマネジメント)に生まれる。従兄にGI競走3勝を挙げたビワハヤヒデと、クラシック三冠を含む同5勝のナリタブライアンがおり、その血統背景から誕生前より大きな期待を掛けられていた〔『優駿』1998年8月号 p.40〕。しかし幼駒の頃から体質が弱く、また後躯が非常に貧弱で、競走馬にはなれないのではないかとも見られていた〔『優駿』1998年8月号 pp.41-42〕。 しかし3歳春頃より急速に状態が良化していき〔『優駿』1998年8月号 p.42〕、9月にはビワハヤヒデの管理調教師であった栗東トレーニングセンターの浜田光正厩舎に入る。当初浜田はその能力に懐疑的であったが、調教を続ける内に後躯の状態が良化、優れた動きを見せ始めた〔『優駿』2005年7月号 p.52〕。
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